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医療保障の知識(病気、ケガ、がん、特定疾病)


病気やケガしたときの自己負担

病気やケガをして、入院や手術となった場合、公的医療保険による自己負担分と、その他の自己負担分があります。

公的医療保険制度により総額の医療費の内、1は公的医療保険から支払われます。2〜5 については、自己負担となります。(一部払い戻しされる部分があります。)

1.自己負担部分以外の医療費の総額(公的医療保険で支払われる部分)

2.自己負担部分
●一定割合の自己負担(1割負担や3割負担といわれている部分です。)
●入院時の食事代や衣服代等の一部負担
●高額療養費(一定限度額を超えたとき払い戻しされます。)

3.その他の自己負担
●差額ベット代(個室や少人数の病室に入った時の料金)

4.公的医療保険対象外の特殊な治療費
●高度先進医療費

5.その他の費用(交通費や入院備品代、快気祝い等)

一定割合の自己負担について

病気やケガの治療費(病院の窓口で支払う金額)は、総額医療費の一部分です。
●3歳〜69歳の方は、3割負担。
●3歳未満の方は、2割負担。
●70歳以上の方は、
■現役並みの所得者の方
平成18年9月までは 2割
平成18年10月から平成20年3月までは 3割
平成20年4月からは 3割
■一般・市町村民税非課税者(低所得世帯) 70歳〜74歳
平成18年9月までは 1割
平成18年10月から平成20年3月までは 1割
平成20年4月からは 2割
■一般・市町村民税非課税者(低所得世帯) 75歳以上
平成18年9月までは 1割
平成18年10月から平成20年3月までは 1割
平成20年4月からは 1割
●65歳以上で一定の障害(障害手帳1〜3級程度の人)のある方は、1割負担
 
※現役並み所得者とは、1人暮らしで年収が383万円以上、2人世帯で年収が520万円以上が目安。以下同様。

職業により、医療保険制度が違います。

1.サラリーマンとご家族は、組合管掌の健康保険。
2.国家・地方公務員の職員とそのご家族は、共済組合の保険。
3.私学の教職員とそのご家族は、共済制度の保険。
4.船員とそのご家族は、船員保険。

※保険料は、毎月の月収(標準報酬月額)および賞与(標準 賞与額)に医療保険ごとの保険料率を乗じたものです。
※保険料は原則労使折半(5割:5割)ですが、違う割合の場合もあります。
※政府管掌健康保険の保険料率は、事業主=4.1%、被保険者4.1%です。

5.自営業の方とそのご家族、自由業、無職の人などは、国民健康保険。
 
※保険料(税)の自己負担額は、市町村により異なり、世帯収入等に応じて1,000円〜44,167円(最高限度額)の範囲となっています。

6.70歳以上の方は、老人保健医療制度。
 
入院時の食事代等の一部負担

1食につき260円(食材料費相当)が自己負担となります。
入院した時の食費は、1日3食780円を限度。

※一般、市町村民税非課税者(低所得世帯)は、260円。
入院91日未満の場合、210円。
入院91日以上の場合、160円。
※70歳以上で収入が年金のみの場合(2人世帯で約160万円以下等)、1食につき100円。

70歳以上の人が療養病床に入院する場合、食事代・居住費の一部を自己負担

70歳以上の方が、療養病床(急性期の治療を終え、長期間の療養が必要な人向けの病床)として入院する場合、食事代・居往費の一部として1,700円/1日(約52、000円/月)が自己負担となります。ただし、所得の状況に応じた負担の軽減措置があります。

入院時の食事代・居住費の一部負担額
一 般1,700円/日(約52,000円/月)
・食事代 1食460円、3食1,380円/1日(約42,000円/月)
・居住費 320円/1日(約10,000円/月)

※所得の状況に応じた負担の軽減措置。
・市町村民税非課税者 ⇒ 約30,000円/月
・収入が年金のみの場合(2人世帯で約160万円以下等) ⇒ 約22,000円/月
・老齢福祉年金受給者 ⇒ 約10,000円/月

※難病(脊髄損傷等)で、入院医療の必要性が高い患者等が、療養病床に入院した場合は、食材料費相当のみの負担です。

※主に慢性期の疾患を扱う療養病床に入院する70歳以上の人については、平成18年10月から、原則として食事代の一部(食材料費相当と調理コスト相当)と居住費の一部(光熱水費相当)を自己負担することになりました。ただし、改正前よりも自己負担が増えるため、低所得世帯などには負担の軽減措置があります。なお、平成20年4月からは、65〜69歳についても、同様の扱いとなります。
  
改正前(平成18年9月まで) 約24,000円(1日780円)
食費 約24,000円(1食260円で1日3食780円) ※食材料費相当
改正後(平成18年10月から) 約52,000円(1日1,700円)
食費 約42,000円(1食460円で1日3食1,380円) ※食材料費と調理コスト相当
居住費 約10,000円(1日320円) ※光熱水費相当

 
 
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