かんぽ生命は、旧日本郵政公社時代の簡易生命保険の保険金不払い・未払い問題で、不払いなどが判明した契約については原則5年の保険金請求権の時効が過ぎていても、支払い対象とする方針を発表しました。また、来年3月の支払い完了を目指しているそうです。 (背景) かんぽ生命は日本郵政公社時代の03年4月から07年9月の間に簡易生命保険の不払いが、最大で約80万件に達する可能性があると発表しております。また、満期金や返戻金などの未払い(契約者からの請求が無く、支払わなかった)も約60万件もあるとのことです。この件数は05年に発覚した民間生命保険会社の不払い件数の全社分を合わせた分を上回る可能性があります。 これを受け、かんぽ生命は旧郵政公社時代に支払われた1250万件の全件調査に着手しており、13日、不払い金の調査費用約300億円を民営化前の旧簡保事業から支出する方針を明らかにしました。このことから数年間は契約者への配当金が減ることになるかもしれません。自らの不祥事で生じた負担を契約者に負わせることになり、批判が集まりそうです。
(産経新聞より引用) |