三大疾病はどんな病気?備えになる主な保険や七大疾病についても解説|基礎知識|保険ガイド|保険ほっとライン

保険ガイド『基礎知識』

「かかりつけ」としてお役に立つ、あなたの街の保険ショップ

カテゴリ:基礎知識

三大疾病はどんな病気?備えになる主な保険や七大疾病についても解説

基礎知識

三大疾病とは、日本人の死因の上位を占める「がん(悪性新生物)」「心疾患(心筋梗塞や狭心症など)」「脳血管疾患(脳卒中など)」の3つの疾病の総称です。これらの疾病は、日本の全死亡者数の4割以上を占めており、長きにわたって日本人の深刻な健康問題になっています。

また、発症すると治療が長期化したり、重い後遺症が残ったりする場合もあるため、身体的・経済的に大きな負担になりやすい疾病です

本記事では、三大疾病の主な特徴や三大疾病に備えられる保険、がん保険との違いなどについて詳しく解説します。三大疾病に4つの病気を加えた七大疾病についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

出典:厚生労働省「令和6年(2024) 人口動態統計(確定数)の概況

三大疾病とは?

三大疾病は、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の3つの疾病の総称で、日本人の死因で長年上位を占めています。厚生労働省の統計によると、年間死亡者数の死因別では、がん(悪性新生物)が1位を占め、心疾患、脳血管疾患が続いています(老衰を除く)

死因別年間死亡数の割合

死因別年間死亡数の割合

出典:厚生労働省「令和6年(2024) 人口動態統計(確定数)の概況

これらの病気は、高齢化や生活習慣の乱れなどにより罹患リスクが高まるため、現代社会においては、とくに注意が必要です。

がん

三大疾病の一つであるがんは、日本人の死因において長年トップを占める深刻な疾患です。悪性のがん細胞は、体の中で増殖して周囲の組織を破壊したり、リンパや血液を通って他の臓器へ転移したりする可能性があります

がんの治療法は、部位や進行度によって多岐にわたり、多くの場合で手術、抗がん剤治療、放射線治療などが組み合わせて行われます。

また、がん治療は長期化しやすく、費用が高額になることも少なくありません。とくに、公的医療保険が適用されない先進医療や自由診療を行う際は、経済的な負担が大きくなります。

がんの治療効果を高めるためには、早期発見・治療が重要です。多くのがんは、早期の段階では自覚症状がない場合が多いため、定期的な検診や人間ドックの受診が推奨されています。

心疾患

心疾患は、がんに次いで日本人の死因2位を占める深刻な病気です。心臓に起こるあらゆる病気のことを指し、代表的なものに心臓に血液を送る冠動脈に異常が起こる「虚血性心疾患」が挙げられます。

虚血性心疾患の中には、心臓の冠動脈が狭くなって血液が不足する「狭心症」や、血管が完全に詰まり心筋が壊死する「心筋梗塞」があります。その他にも、脈の動きが一定ではなく乱れを伴う「不整脈」や、全身に血液をうまく送れなくなる「心不全」など、種類はさまざまです。

心疾患の主な要因は動脈硬化であり、高血圧や脂質異常症、糖尿病、喫煙、ストレス、不規則な生活習慣などが原因とされています

そのため、心疾患を予防するには、食生活の見直しや適度な運動など、生活習慣を整えることが大切だと言われています。

脳血管疾患

脳の血管に異常が生じることで、さまざまな障害が発生する病気の総称が脳血管疾患です。

介護が必要となった主な原因の構成割合

介護が必要となった主な原因の構成割合

出典:厚生労働省「令和7年(2025)国民生活基礎調査の概況

脳血管疾患には、脳の血管が詰まり、その先の脳細胞に血流が行かず細胞が壊死してしまう「脳梗塞」や、脳を覆うクモ膜と軟膜の間のクモ膜下腔に出血が生じる「くも膜下出血」などがあります

脳血管疾患も心疾患と同様に、生活習慣病を背景とする動脈硬化の進行が原因で発症すると言われています。三大疾病の中でも、身体の麻痺や言語障害、意識障害などの深刻な後遺症が残るリスクが高いのも特徴です。

後遺症が残った場合は、歩行訓練や日常動作の反復などのリハビリテーションを行い、機能回復を目指します。

困っていることありませんか?無料相談はコチラから

三大疾病の主な特徴

三大疾病は、発症すると治療が長期化したり後遺症が残ったりする可能性があり、本人だけでなく家族にも大きな負担となることがあります。万が一に備えて、あらかじめ三大疾病の特徴やリスクを理解し、必要な準備をしておくことが大切です。

年齢が上がると発症しやすい

三大疾病は、年齢とともに罹患者が増える傾向があります。厚生労働省のデータによると、三大疾病の患者数は35歳~64歳の間で大幅に増加し、高齢になるほど多くなる傾向があります。

令和5年患者調査の概況 年齢階級別 推計患者数 総数

(単位:千人)

  0~14歳 15~34歳 35~64歳 65歳以上
悪性新生物<腫瘍> 1.6 3.2 74.5 213.0
心疾患(高血圧性のものを除く) 0.9 2.6 30.3 162.1
脳血管疾患 0.2 1.0 28.5 154.5

出典:厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況

がん(悪性新生物)は、他の2つの病気に比べて35歳〜64歳の間にとくに急増するため、年齢が若いうちから注意すべき病気と言えます

心疾患と脳血管疾患の患者数は、65歳以上の高齢期に大きく増える傾向が見られます。また、がんの患者数と比較しても、「35〜64歳」と「65歳以上」で区分けした患者数の増加率は、がんよりも心疾患と脳血管疾患の方が大きいことがわかります。

治療が長期化しやすい

三大疾病には他の疾病に比べて、治療期間が長期化しやすい傾向があります。厚生労働省が調査したデータによると、三大疾病の入院時の平均在院日数は、がんが「14.4日」、心疾患(高血圧性のものを除く)が「18.3日」、脳血管疾患が「68.9日」となっています

出典:厚生労働省「令和5年(2023)患者調査の概況

また、退院後も再発予防のための継続的な通院や服薬が必要になることがあり、これらも治療期間を延ばす要因の一端です。

さらに、身体の麻痺や言語障害などの後遺症が残ってしまうこともあり、リハビリテーションなどの対応が必要になる可能性もあります。

経済的負担が重くなりやすい

三大疾病は、治療の長期化や先進医療の導入など、複合的な要因が重なり医療費が高額になりがちです。さらに、治療の費用負担に加えて仕事ができないことによる収入減少によって、治療の経済的負担が重くなります。

三大疾病で入院したときの1入院あたりの平均的な医療費は、以下の通りです。

1入院あたりの平均的な医療費 重症度別:急性期

  1入院費用(円) 1日単価(円)
胃の悪性新生物 994,478円 79,063円
結腸の悪性新生物 906,668円 84,067円
直腸の悪性新生物1,096,120円 88,643円
気管支および肺の悪性新生物 892,949円 112,011円
急性心筋梗塞1,913,606円 192,388円
脳梗塞1,671,920円 66,874円
脳出血2,377,259円 77,596円

出典:公益社団法人 全日本病院協会「医療費 2023年度年間集計 急性期グループ

1入院あたりの平均的な医療費 重症度別:慢性期

  1入院費用(円) 1日単価(円)
胃の悪性新生物 940,118円 98,543円
結腸の悪性新生物 879,624円 71,396円
直腸の悪性新生物1,062,530円 65,876円
気管支および肺の悪性新生物 1,212,916円 126,506円
急性心筋梗塞1,239,276円 116,429円
脳梗塞2,073,411円 44,353円
脳出血2,588,298円 44,215円

出典:公益社団法人 全日本病院協会「医療費 2023年度年間集計 慢性期グループ

治療に直接関わる費用の他にも、

  • 入院時の差額ベッド代
  • 食事代
  • 通院のための交通費
  • 日用品や介護用品費 など

といった保険適用外の費用も無視できない要素です。

とくに、自営業者やフリーランスのひとは、会社員と比べて休業中の保障が少ない傾向があるため、仕事を長期間休むことになると、生活を維持するための経済的な負担が大きくなる可能性があります

そのため、三大疾病への備えを考える際には、治療が長期化する可能性も踏まえて、医療費だけでなく生活資金の確保まで意識しておくと安心です。

困っていることありませんか?無料相談はコチラから

三大疾病に備えられる主な保険

三大疾病に備えるために、これらの疾病に特化した保険も販売されています。治療が長期化したり、医療費が高額になる可能性を考えると、公的健康保険だけでは不安な部分を補うための手段として有効です。

三大疾病保険

三大疾病保険は、三大疾病と診断されたり特定の治療を受けた場合に、一時金を受け取れるという保障内容が一般的です。

ただし、どのような状態での診断が給付の対象になるのか、どのような治療が条件となるのか、給付が1回限りなのか複数回受けられるのかなど、細かな内容は商品によって異なります。

また、死亡保障を兼ねているものや、解約返戻金の有無なども商品ごとに違うため、事前に確認しておくことが大切です。

一時金は治療費だけでなく、休業期間中の生活費の補填など、用途を自由に決められるのが特徴です

三大疾病保険は、病気の中でもとくに三大疾病が心配な方や、罹患した場合の生活への影響が大きい方に向いています。

医療保険などの特約

三大疾病の保障は、医療保険などに特約として付加できるものもあります。特約として追加することで、入院や手術を対象とした医療保険の基本保障に、三大疾病特有のリスクへ備える保障を上乗せでき、必要な保障をまとめて確保しやすくなります。

保障内容は、一時金タイプや入院給付金タイプ、入院日数延長タイプなど、商品によってさまざまです。また、同じ三大疾病でも、対象となる疾病の範囲や給付条件が異なる場合があるため、どの状態や治療が給付の対象になるのかを確認しておくことも大切です。

特約のカスタマイズ性をいかして、他の特約と組み合わせながら自分に合った保障を設計することができるというメリットもあります。

困っていることありませんか?無料相談はコチラから

がん保険

がん保険は、名前の通りがんに特化した保障です。がんは長年、日本人の死因の中で最も多く、罹患するひとも多いため、こうした専用の保険が広く普及してきました。

主な保障内容としては、がんと診断された際に受け取れる診断一時金、がん入院給付金、がん手術給付金などが一般的です。近年は治療方法の多様化に合わせて、放射線治療や抗がん剤治療を幅広くカバーする保障や、増加する通院治療を手厚く保障する商品も増えています。

特に診断一時金は、治療費だけでなく、治療が長引いた場合の生活費の補填など、使途が自由である点が大きな安心につながります。

ただし、一時金の対象となるがんの種類や診断条件、支給回数などは商品によって異なるため、事前に内容を確認しておくことが重要です。

三大疾病に加えて七大疾病にも注意が必要

ここまで、三大疾病について解説してきましたが、

  • 高血圧性疾患
  • 糖尿病
  • 肝硬変
  • 慢性腎臓病

の4つを加えた七大疾病にも、注意が必要です。これら4つの疾病は、三大疾病と同様に生活習慣病と深く関係しており、進行すると最終的に三大疾病を引き起こす可能性も考えられます。

また、三大疾病と同様に治療が長期化しやすく、医療費が継続的に発生することも考えられます。

とくに、高血圧性疾患は患者数が多く注意すべき病気です。日本生活習慣病予防協会のデータによると、国内の高血圧性疾患の推計患者数は4,300万人に上るとされています

出典:日本生活習慣病予防協会「生活習慣病の調査・統計

そのため、より広い生活習慣病のリスクに備えたい場合は、七大疾病までを保障対象とする商品を選ぶことで、長期的な安心につながるでしょう。

困っていることありませんか?無料相談はコチラから

三大疾病に関するよくある質問

三大疾病に関するよくある質問をまとめました。

Q:三大疾病とは何ですか?

A:三大疾病は、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の3つの疾病の総称です。これらの病気は、日本人の死因で4割以上を占めており、長きにわたって日本の深刻な健康問題になっています。

Q:三大疾病保険はどんなひとに向いていますか?

A:三大疾病保険は、生活習慣病リスクが気になるひと、長期治療による経済的負担が心配なひと、医療保険だけでは不安を感じるひとなどにとって、安心につながる備えといえます。

また、自営業やフリーランスなど休業時の補償が少ないひとにとっても、優先度が高い保険といえるかもしれません。

Q:三大疾病保険とがん保険の違いは何ですか?

A:三大疾病保険は、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の3つの疾病を保障してくれるのに対し、がん保険はがんに特化している保険です。

がん保険では、がんの診断確定時や入院、手術など所定の治療を受けた際に給付金を受け取れます。

Q:三大疾病と七大疾病の違いは何ですか?

A:三大疾病は「がん」「心疾患」「脳血管疾患」の3つの疾病を指し、七大疾病はこれらの疾病に「高血圧性疾患」「糖尿病」「肝硬変」「慢性腎臓病」の4つを加えた疾病を指します。

これらの4つの疾病も、三大疾病と同様に生活習慣が原因で引き起こされ、発症すると治療が長期化しやすくなります。

三大疾病に備えて三大疾病保険を検討しよう

三大疾病保険やがん保険で受け取れる一時金は、使い道が限定されていないため、治療費だけでなく、働けない期間の生活費の補填などにも活用できます。

また、給付金として受け取るのではなく、三大疾病で所定の状態や条件に該当した場合に、以後の保険料の支払いが不要となる「保険料払込免除特約」という特約もあります。

この特約は、さまざまな種類の生命保険に設定できるケースが増えているため、今後保険の加入や見直しを検討される際には、ぜひ確認してみてください。

「保険ほっとライン」では、保険に関するお悩みごとを無料でご相談いただけます。将来に備えて保険の加入をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問合わせください。

LINE公式アカウントはじめました。「相談予約」や「ご契約後のお手続き」をLINEでカンタンに!

保険で困ったことがあれば、
何でもご相談ください

  • 保険の相談実績20年で100万件以上
  • 専門のスタッフが対応

最寄の保険ほっとラインの
店舗にて承ります。
お気軽にお問い合わせください。

ご予約はお客さまサービスセンターまで

0120-114-774

受付時間 10:00~19:00(土・日・祝もOK)

『基礎知識』
カテゴリの一覧へ

その他のカテゴリ

フリーワード検索

保険ガイド

基礎知識

目的別

保険の用語集

店舗を探す

エリア
都道府県
店舗名

※エリアまたは都道府県のみ選択した場合は、一覧ページへ移動します。